中国 雲南省 保山市 潞江垻
はっきりとした黄桃のフレーバー、パイナップルのニュアンスなど、フルーティな印象がしっかりと感じられます。またダブルファーメンテーション(二次発酵)による発酵も絶妙で、ワインやリキュールのような香りが鼻から抜けていきます。豆色のバラつき、貝殻豆やブロークンなどが引き続き多い為、ハンドピックは必要ではございますが、そのフレーバーは唯一無二と云えます。
チェリーのまま袋に詰め一次発酵させナチュラルプロセス同様、乾燥させます。乾燥中に二次発酵(ダブルファーメンテーション)がすすみ、お酒のような特徴的なフレーバーが引き出されています。
生産地●雲南省 保山市 潞江垻 (ルジャンバ) 栽培・農薬の使用●農薬不使用 化学肥料と有機肥料の併用使用 一部シェードグロウン 精製方法●嫌気性発酵、ダブルファーメンテーション、天日乾燥+干し棚 品種●カティモール 標高●1,500~1,700m クロップ年●2023年7月入港 生産者●曾(ソウ)氏 認証●なし
tasting image
ベリー系の酸味と、ブランデーのように重厚な香りが特徴。お酒のような特徴的なフレーバー。
苦味 ★
香り ★★★★
酸味 ★★★★
甘味 ★★★★
旨味 ★★★★★
豆を農場単位で考える
ワインで言えばブルゴーニュ・ボルドーというようにコーヒー豆も産地で分けることができます。更にシングルオリジンとは都市だけではなく、農場や生産者、品種、精製方法などの細かな単位で一銘柄として見る事を言います。
同じ国、同じ地域であっても生産家や農場が違えば当然ながら品質は異なってきます。生産者までたどり着く事が出来るシングルオリジン-スペシャリティーコーヒーはまさにスペシャルなのです。
カップに注がれたコーヒーを辿ればバリスタ、ロースター、そして海を渡り、処理場から農場、更に生産家まで限りなく近づくことができるのです。
豆の特徴を生かした焙煎
コーヒーはただ「苦い」というイメージを根底から覆すスペシャルティコーヒー、世界の流通の僅か数パーセントの豆。豆が高品質なのは当然ですが魅力を最大限に発揮する製法にも注目です。大切に育てられ、丁寧に精製された豆を徹底管理のもと熟練のロースターが魂を込めて焙煎しています。一杯のコーヒーに込められた職人達の想いをどうぞご賞味くださいませ。
希少価値の高い珈琲豆
当店で取り扱うコーヒー豆はシングルオリジンを始め、スペシャルティコーヒー は希少性の高い珈琲豆達です。今、ご覧いただいている珈琲豆も来年を待たずして在庫確保が出来ず販売を終了する可能性もございます。高品質の豆達をぜひこの機会に色々とご賞味くださいませ。